なんでも作れる時代になった。エンジニアって楽しい

作成日: 2026-01-20 作成者: Morix

コーディングエージェントを使った仕事をしてもうだいぶ経つ。2024年の後半くらいに初めて触れてからもうずっとAIでのコーディング。
ずいぶんコーディングエージェントは進化したし、それに合わせて環境整備もしてきて仕事もだいぶ捗ってる。

プライベートでもコーディングの機会は増えた。というのAIコーディングを色々試したり、その延長で仕事のタスクもやってしまったり。モノづくりが楽しい!

そして最近は身の回りの不便さを解消するツールを作ることが増えてきた。

作ったもの:

  • スクワット計測アプリ。アプリストアにあるやつはちょっとしたことで課金を促してくる。広告も見たくない。今までの実績の統計データが見れたり加速度センサーを使った計測ができるものを作った
  • Markdownエディター。スマホアプリでMarkdownの入力補完が効くやつが見つからなかったので作った
  • 音声入力アプリ。パソコンでAqua VoiceやVoiceInkを使ってたがお金を払いたくなかったので作った

どれも数時間〜2日で作ったものだ。基本的にどこにも公開しないものだからLLMに指示して出来たものをそのまま使ってる。使っててうまく動かないところがあれば都度LLMに指示すればすぐ直る。もちろんコードなんて見ない。
もうこういうことが出来る世の中になってしまった。一昔前はこういうものを時間かけて作ってSNSで周知してプチバズなんかももらえたが、もうそんな驚きはないだろう。自分が作ったもので他の人に喜んでもらえるという体験は得難いものだけど、そのハードルが上がってしまった気がする。

もう大抵のものは自分で作れてしまう。使い勝手が気に入らなかったり、有料なものであれば本当にサクッと作れる。それも低コストで。
だから有料サービスを作るのって本当に難しくなった。これは個人でも企業でも。だって個人がそれ作れるんだもん。

個人が作るのが難しい類のサービスはある。法人じゃないと手が出せない領域など。例えば資産管理アプリでは銀行APIを叩きたいが個人じゃ無理。電話エージェントを作りたいが法人じゃないと日本電話番号は変えない。など。少なくとも企業が作るサービスは他者が真似できないものでないとお金を払ってくれない時代になると思う。

SaaSも同じで、ただのDBラッパーなサービスは簡単に真似できる。他社が真似できない優位性(参入障壁)を作らないと、各社で安価に作れるんだからSaaSの利用者がいなくなる。
そして世の中がそういう動きになると、サービスの内製化案件が増えてくると思う。LLMでなんでも作れるようになったとはいえ、企業で使うサービスとなると運用保守のことを考えるとエンジニアしかやれない。なのでエンジニアの需要はまだまだ増えるはず。ただ需要があるのは運用保守のことを考えられることが出来る人材ね。非機能要件をちゃんと考えられ保守し続けるシステムを構築できる人。そういう人は食いっぱぐれないと思う。
なので業務委託としてそういう案件をもらって生きていくこともできるし、現職のようにスタートアップに入ってスタートアップならではの厳しさを味わって成長することもできるし、大企業で細分化された業務をこなし専門性を高めるということもできる。

選択肢が多いし楽しいし、エンジニアになってよかったなーと思っております。