なぜコミュケーション能力を重視するのか
作成日: 2026-01-04 作成者: Morix
過去のブログで自分はコミュニケーション能力を重視していることを書いてる。
なんでこの能力のことをこんな気にしてるんだろ?とふと思ったので言語化してみる。自分の気持ちや考えを書き連ねてみる。
気持ちよく仕事がしたい
僕はただ単に気持ちよく仕事がしたいだけ。気持ちよく仕事をするための仕組みづくりについては次の記事に書いた。
仕事をするなら納得感を持って仕事したい。って欲求がある。
それと同じくらい僕はイライラしたくない。にこやかに働きたいのです。じゃあ自分がイラッとするのはどういうときかというと、90%くらいは対人関係。
リスペクトがない言動を見たり受けたりするときが最もイラッとする・・・!
なぜイラッとするのか??それは自分が攻撃されてると感じてしまうからだと思う。防衛本能が強いのかもしれない。
自分がこういう人間だから、相手にもイラッてしてほしくないので、伝え方はすごく気をつけてる。
リスペクトがない言動は組織を破壊する
相手の気持ちを考えないストレートな物言い・正論を続けると組織を破壊する。そういう例を見てきた。特にリモートワークでのテキストコミュニケーションでこれが起きがち。
「自分は正しいことを言っているから問題ない」「相手の気持ちを考えるなんて時間の無駄」「相手もそう思ってるはず」
こんな気持ちで仕事をしている人が組織にいるとどうなるか?ちょっとシミュレーションしてみる。
仮にこのような言動をする人をAさんとしよう。
Aさんに近い人から、心理的安全性がなくなる。なにか提案してもぶっきらぼうに反論され気分を害する。モチベーションが下がるので提案の頻度も減る。Aさんの提案することに意見をしてもぶっきらぼうに反論され気分を(以下略)
この流れでAさんの意見が通るし、Aさんの意見が多くなる。こういう人は大抵エンジニアとしての能力は高いので自ずとリードする立場になる。よりAさんの意見が尊重される。リードする立場だと他チームに干渉する機会も増える。他チームともこういうコミュニケーションをして同じ流れを辿る。
ここでまずいのがAさんがチームの顔になるので、「あのチームはめんどくさい」と思われること。関わりたくないので他チームからの相談・情報共有・指摘が減っていく。組織から孤立するチームになる。そのチームのマネージャーはAさんへの苦情の対応やAさんへのフィードバックに追われ疲弊する。Aさん問題が組織的課題に挙がってくる。Aさんやそのチームに関わりたくないから人が抜けていく。そういう人が幅を利かせてる組織なんだと風評が流れる。採用できなくなる・・・
まぁここまで妄想なんだけど、近い状況は見たことある。
人間、攻撃されたくないから火の玉ストレートな正論・反論はされたくない。だから心理的安全性がなくなり意見が出なくなる。これがまずすぎる。意見が出なくなるチーム(組織)はリードする人の能力に依存してしまう。集合知が使えなくなる。よって弱い。
対人コミュニケーションにおいて「なんだこいつ」って思われたら終わりなのよ。だから細心の注意を払って「私はあなたに害のない人間です。私の話を聞いてください」というコミュニケーションをしないといけないと思ってる。
コミュニケーション能力はテクニックでどうとでもなる
コミュニケーション能力は才能ではなく努力でなんとでもなると思ってる。だから大事だよと言うしテクニックも伝えている。
特にリアルコミュニケーションと違ってテキストコミュニケーションはテクニックを使いやすいので簡単なほうだと思う。
だから正直な話、テキストコミュニケーションが下手な人はこの努力が足りてないと思う。技術的な知見なんてLLMで補完できるようになってきてるんだからこういうコミュニケーション能力を養う努力をしてほしい。頭のなかに浮かんだものをそのままアウトプットするのは思慮が足りなすぎる。
ストレートな正論・反論は奥の手である
仕事においてはあまり相手の言うことを真っ向から否定するものではない。それが間違えていたとしてもだ。
もちろん間違えていたり、違う意見があったら反対意見を出さないといけない。なぜならそれが仕事だからだ。
じゃあどうすればいいかというと:
- 相手を立てつつ
- 柔らかい口調で反対意見を述べつつ
- それを受け入れることの相手(あるいはチーム)のメリットを説く
はい、要はあなたの意見をうまくプレゼンしましょうということです。
このコミュニケーションをお互いすることで、ストレスの少ないやり取りができると思います。
大抵の人はこちらがこのようなコミュニケーションをすれば相手もそう応じてくれますが、そういうコミュニケーションができない人がいます。前述した例のAさんのような方です。
そういった場合にのみ、奥の手としてストレートな反論で返します。もうぶつかるしかない時にのみ使います。これはお互い精神的ダメージが発生します。だから奥の手なんです。
なのでこれで議論が済んだらなんらかのフォローが必要です。一番いいのはオンラインMTGまたは対面で話すこと。「強く言ってごめんなさい〜!」とかね。これは謝って自己満足な面もあるが、とはいえわだかまりを持ったまま仕事をするのキツイ。なんらかの落としどころをお互いつけるために、こういう儀式がいると思う。
考えるストレスを相手に押し付けない
ただ単に正論・反論を言うだけなら誰でも出来る。なにも考えなくてもできるからだ。思ったことを口にするだけ。
これすなわち前述した相手への配慮をするという行為をサボってるってこと。
お互いが配慮して討論すべきなのにそれができていないのだ。そういう考え・配慮を相手だけに押し付けている。
そういうことをしないように、常に相手の立場に立って、今から発言しようとしている内容を考えている。これはテキストコミュニケーションだとすごくやりやすい。だから僕はテキストコミュニケーションが好きなんだ!
「おれは口が悪いからなぁ」とか言ってる人がいるけど、単に学習・努力・配慮不足の言い訳だと思ってる。
最後に
これらの思いがあるからこそコミュニケーション能力を重視しているわけです。考えすぎかもしれない。でも僕は臆病なのでここまでしたいのです。
なんか偉そうに色々書いたけど、僕もこういう行動を100%できてるわけじゃない。定期的にこの文章を見直し自分を律していきたい!


